オープン データは、世界中に点在する様々なサイトで提供されており、利用者は求めるデータをその都度インターネット上から探し出す必要があります。該当するデータを見つけた場合、一旦ローカル環境にファイルとしてダウンロードし、データの加工や集計を様々なツールを用いて行います。
今回リリースした ADP のコンポーネント「Avgidea Data Search」と「Avgidea Query Editor」は、表計算サービスとして利便性の高い Google スプレッドシートにデータの検索とクエリー機能を実装することにより、利用者が最小限の作業でオープン データを取り扱える環境を実現しました。
ADP はすでに海外向けに提供されており、リリース後 12 万以上のインストール数を獲得しています。今後、更なるユーザーの利用率の向上を目指し、より利便性の高い機能の追加を計画しています。
Avgidea Data Search( ADS )
Avgidea Data Search からインターネット上に点在する様々なオープン データを検索し、シングル クリックで Google スプレッドシートに直接データを取込むことが可能です。
ADS は ckan および Dataverse API の一部をサポートしており、インターネット上に展開されているインスタンスから CSV データを容易に取込めます。ADS には、国内外の ckan と Dataverse の利用可能なエンドポイント一覧が最新の状態で登録されており、利用者はリストからエンドポイントを選択するだけで、必要なデータを検索することができます。
総務省が運用する「https://www.data.go.jp」も検索の対象としています。
Avgidea Query Editor( AQE )
Avgidea Query Editor は、SPARQL に準拠したサイトにクエリーを直接発行し、Google スプレッドシートに取得したデータを出力することができます。SPARQL に準拠しているデータ プラットフォームのエンドポイントがインターネットに公開されていれば、AQE 経由で Google スプレッドシートに SPARQL クエリーの実行結果を取込めます。
導入方法
Avgidea Data Search と Avgidea Query Editor は、Google スプレッドシートのアドオンとして提供されているため、既存の Google アカウント(G Suite™️ または Gmail™️)で G Suite Marketplace からインストールし、無料プランでの限定利用を即座に開始することができます。
インストール ガイド:https://www.avgidea.io/installation
制限が解除された状態でご利用されたい方は、直接アヴィデア社の Web サイトよりサブスクリプション プランをご購入いただけます。サブスクリプションの対象期間中は、機能追加や自動アップグレードを受けることができます。
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